《360°旅》フィリピンの首都マニラにある米軍戦没兵士墓地

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、現在フィリピンは入国制限がかかっています。また、各施設の営業状況が変わっている可能性があります。ご利用の際は公式HP等にてご確認ください。大変な時期が続きますが、少しでも旅行の楽しさを味わっていただけるよう、引き続き情報をお届けいたします。

こんにちは。マニラブのなな(@nanadaylife)です!

 

海外旅行に行った際は、その国の歴史関連施設を見学したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

BGC(Bonifacio Global City)という近代的な高層ビルが立ち並ぶエリアには、米軍戦没兵士墓地があり、第2次世界大戦の太平洋地域での戦闘に関する記載もあります。

 

今回は、GoogleMapの360°ビューを使って、「360°旅」をしながらご紹介していきます。

 

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マニラ・アメリカン・セメタリー・アンド・メモリアルとは?

以前米軍基地だった土地に作られた米軍戦没兵士墓地。American Battle Monuments Commissionによって運営されています。

 

マニラの経済発展を象徴するかのようなモダンなエリア「BGC(Bonifacio Global City)」の中心にある、Bonifacio High Streetという商業施設から徒歩圏内にあります。

 

第二次世界大戦で犠牲となった17,000人以上のアメリカ軍兵士と米軍に仕えたフィリピン人が埋葬されています。

 

アメリカ国外最大級の戦争墓地で、152エーカー(約61.5ヘクタール)にもおよぶ、円状の広大な緑の土地に、真っ白な石碑がずらりと並んでいます。

 

マニラ・アメリカン・セメタリー・アンド・メモリアル(Manila American Cemetery and Memorial)
住所:McKinley Rd., Fort Bonifacio, Taguig, Metro Manila
営業時間:9:00〜17:00(予約不要)
入場料:無料
※見学の際はセキュリティチェックがあるので、パスポートなどの身分証明書をお持ちください。

 

オンラインで「360°旅」!

入口でセキュリティチェックを済ませ敷地内を見渡すと、一面の緑と無数の十字架の墓地という驚きの光景が広がっています。十字架は白い大理石で作られており、中央にあるメモリアルから放射線状に伸びています。

 

十字架一つ一つに目を向けると、亡くなった兵士の名前が刻まれているのが見えます。一部の十字架には名前がないものがあり、それは戦死した身元不明の兵士の十字架だそうです。

 

敷地内の中心にセントラルタワーとチャペルがあり、記念式典などはここで行われます。チャペルの正面にはドラゴンと戦う聖ジョージの大きなレリーフが描かれています。

 

チャペル内部にある祭壇の後ろには、名誉ある死を遂げた戦死者に花を贈るマドンナの青いガラスのモザイクが設置されてます。

 

チャペルを囲むように建つ半円状の大理石碑には、戦闘中に行方不明になった36,286人の兵士の名前が刻まれています。

 

回廊を歩いていくと、大きな地図が目に入ってきます。太平洋地域での戦闘の様子が示されています。

 

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フィリピン観光の際に、一度訪れてみてはいかがでしょうか。


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