フィリピン旅行ではずせない!歴史と文化を感じる観光名所「教会」巡り

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、現在フィリピンは入国制限がかかっています。また、各施設の営業状況が変わっている可能性があります。ご利用の際は公式HP等にてご確認ください。大変な時期が続きますが、少しでも旅行の楽しさを味わっていただけるよう、引き続き情報をお届けいたします。

こんにちは。マニラブのなな(@nanadaylife)です!

 

なな

わぁぁあぁぁあ〜〜〜・・きれいな教会(((゚∀゚)))  ステンドグラスはカラフルが鮮やか、天井が高くて広い・・!

 

フィリピンは1565年〜1898年の333年間スペインの植民地となりました。300年以上も・・長いですね。統治と同時にスペインで普及しているキリスト教(主に、カトリック)がフィリピンにも広まり、各地で教会が作られました。

 

現在も東南アジアで唯一のキリスト教国であり、フィリピン国民の生活に根付いています。

 

毎週日曜日に礼拝に行くというフィリピン人の友人も多く、生活の一部になっています。

 

このように、建造物としても美しい上、教会を通じてフィリピンの歴史や文化を知ることができる教会。

 

今回は、フィリピン旅行の名所としてぜひ訪れたい教会をご紹介していきたいと思います!

 

サン・アグスティン教会(San Agustin Church)

フィリピン最古の教会で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。

 

スペイン統治時代の1571年に建設され、第2次世界大戦中は、大戦火により周辺の教会が大きな影響を受けましたが、この教会は一部崩壊しただけで、現在の状態を維持しています。

 

教会内は高い天井の聖堂内では、白い柱と金色のアーチが圧巻です。その歴史と美しさから、この教会で結婚式を挙げることはフィリピン人女性にとって憧れとなっています。

 

サン・アグスティン教会(San Agustin Church)
住所:General Luna St., Intramuros, Manila, Metro Manila
開門時間:8:00〜18:00

 

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マニラ大聖堂(The Manila Cathedral)

フィリピンにあるすべての教会や大聖堂の「マザー=母親」的位置づけの大聖堂。イントラムロスのシンボルともなっています。

 

サン・アグスティン教会と同年1571年に創設され、第二次世界大戦で破壊されましたが、戦後1954年~58年に再建されました。

 

教会内に入り、後ろ上部を向くとそこには、4500本のパイプを持つアジア最大級のパイプオルガンがあり、必見です。

 

マニラ大聖堂(The Manila Cathedral)
住所:Beaterio St., Cabildo St., Intramuros, Manila, Metro Manila
開門時間:火〜土 8:00〜16:30、日 8:00〜11:30

 

ビノンド教会(Binondo Church)

改宗した中国人のために1596年に建設されました。ビノンド地区にある、チャイナタウンのそばに位置しています。

 

八角形の鐘楼を持つ石造りの建物で、外観の差し色にオレンジ色が使われているのが印象的です。

 

内部もユニークで、壁は落ち着いた薄ピンク色、天井には大きな絵画が何枚も並んでいます。

 

ビノンド教会(Binondo Church)
住所:Plaza Lorenzo Ruiz, Binondo, Metro Manila
ミサ時間:月〜土 6:00, 7:00, 8:00, 12:15, 17:30、日 5:30, 7:00, 8:30, 10:00, 16:00, 17:30, 19:00

 

サン・セバスティアン教会(San Sebastian Basilica)

1891年に完成した教会で、現在も大統領官邸として使用されているマラカニアン宮殿近くに位置しています。

マラカニアン宮殿の詳細はこちら

 

見た目はパステルカラーでかわいらしいですが、驚くのは、すべてが「鉄」で建設されているということ!1886年にベルギーのビンシュで製造された1,527トンの鋼鉄で構成され、2年の間に地元の職人によって組み立てられました。

 

教会内部のアーチ形の天井空間やステンドグラスは必見。当時の最先端の技術を駆使して作られたそうです。

 

サン・セバスティアン教会(San Sebastian Basilica)
住所:Plaza Del Carmen, Quiapo, Manila, Metro Manila
開門時間:8:00〜19:00

 

サント・ドミンゴ教会(Santo Domingo Church)

メトロマニラ最大の教会。ケソン市に位置しています。

 

毎年10月に行われる祝祭行列で祀られる27体の内の1体は「長崎のマグダレナ像」と呼ばれる、日本の禁教政策時に殉教したキリシタン女性の像で、マニラと長崎の交流の証の1つになっています。

 

日本におけるキリスト教とのつながりを感じることができる教会です。

 

教会には中庭があり、中庭を囲む廊下は布教活動に尽力した宣教者の肖像画が飾られています。

 

サント・ドミンゴ教会(Santo Domingo Church)
住所:537 Quezon Ave., Santa Mesa Heights, Quezon

 

 

いかがでしたか?

 

フィリピンは日本から最も近いキリスト教国で、美しく個性的な教会巡りをすることができます。

 

特に、サント・ドミンゴ教会は「キリスト教」をキーとした日本とのつながりも知ることができるため、フィリピンの歴史や文化を知ると同時に、日本のキリスト教文化にも触れることができます。

 

フィリピン旅行の際は、ぜひ足を運んでみてくださいね!


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