フィリピン旅行で着てみたい!エレガントさが魅力の民族衣装バロン、テルノ

こんにちは。マニラブのなな(@nanadaylife)です!

旅行先でその国の民族衣装を見たり着たりするのって、わくわくしませんか??服のデザインにその土地の生活スタイルが表れていたり、布地の色合いや刺繍などにお土地柄が出ていて、おもしろいですよね!
さて、フィリピンの民族衣装というのはどういうものか、イメージをお持ちでしょうか・・?
実はフィリピンには、男性はクールに着こなせる、女性はエレガントさを演出してくれる民族衣装があるのです・・!
生地もデザインもユニークで、東南アジアの他の国とはまた異なる魅力があります。
今回は、フィリピン伝統の民族衣装と買えるお店をご紹介します。
フィリピン伝統の民族衣装とは?
男性用は「バロンタガログ(Barong Tagalog)」、女性用は「テルノ(Terno)」と呼ばれる民族衣装が有名です。
主に結婚式や公式なイベントで正装として着る、日本で言う着物のような存在です。
スペイン統治時代に広まったとされており、ヨーロッパさも感じる衣装です。
現代においては、男性はビジネスシーンでも着る機会があり、ドゥテルテ大統領が首脳会議などで着ている姿を目にしたことがある人も多いと思います。
それでは男性用、女性用のそれぞれの衣装の特徴を見ていきましょう!
男性用の民族衣装 バロン・タガログ
バロン・タガログ(Barong Tagalog)は、バナナの葉やパイナップルの葉を原料に作られていて、麻のようなハリと少し光沢があります。
透け感のある薄手の生地が特徴的で、これはスペインによる統治時代に武器を持っていないことを示すために着用が義務付けられたことに由来するそうです。
首元はYシャツのような襟タイプと詰め襟タイプがあります。
クリーム色の布地の胸元には、同系色の繊細な刺繍が施されていて、とても上品です。
バロン・タガログの中に白いTシャツを着て、外に垂らし(パンツインはしない)、ボトムスは黒いパンツというのが定番のスタイルです。
両サイドに入ったスリットが、更に涼しさを演出しています。
1960年代までは胴回りがゆとりがあるスタイルが主流でしたが、1970年代以降はマルコス大統領が好んで着ていた胴回りがシュッと引き締まったスタイルが普及しました。
女性用の民族衣装 テルノ
テルノ(Terno)と呼ばれる女性用の民族衣装も、バロン・タガログと同じパイナップルなどの繊維でできています。
特徴は袖が蝶が舞うような形をしているバタフライスリーブで、スカートは足首まであるロングスカートです。
胸元からスカートまで刺繍が施されているデザインが多く、とてもエレガントです。
ヨーロッパ感のあるドレスで、他の東南アジアの民族衣装とはまた違った魅力があります。
上品な衣装は女性の憧れ・・♡
テルノを美しく着こなした女性がお出迎えをしてくれる高級ホテルやカジノもありますので、フィリピン旅行の際はぜひ衣装も気にしてみてくださいね!
買えるお店
フィリピンのお土産ショップでバロン・タガログやテルノを買えるお店があります。旅の思い出に!友人へのお土産に!ぜひ、チェックしてみてくださいね。^^
TESOROS Handicrafts
TESOROS Handicrafts
住所:1F Tesoroʼs Bldg., 1016 Antonio Arnaiz Ave., Makati, Metro Manila
営業時間:10:00〜16:00(2020年6月3日現在)
↓ 動画でご覧になりたい方はこちら ↓
KULTURA
KULTURA(SM Makati店)
住所:2F Annex Bldg., SM Makati, 1223 Palm Dr., Makati, Metro Manila
営業時間:月〜金 11:00〜23:00、土日 10:00〜23:00
※KULTURAは各地に店舗があります。
いかがでしたでしょうか?フィリピンの自然素材を使った生地、そして繊細な刺繍がとても魅力的です。ぜひ女子旅で足を運んでみてくださいね。^^

私は前から裁縫が趣味で、生地を見て何を作るか妄想するのが好きです。フィリピンの素敵な衣装や布地をもっと開拓して、みなさんにご紹介していきたいと思っています。
Sige(しげ)!じゃあね〜!