マガンダン・ハーポン!マニラブのゆかりです。
スペインから伝わったものから、南国らしい材料を使ったものまで、フィリピンのスイーツは、種類が豊富で充実しています!
フィリピン人は、朝昼夜の三食に加えて、その間に「メリエンダ」という小腹を満たす時間があり、1日に五食も六食も食べると言われるほど、食べることが大好きです。
「メリエンダ」の時間になると、オフィスビルから出て路上のストリートフードを買いに行ったり、家から持ってきたスナック菓子やスイーツを食べたりします。
人々の生活とスイーツは密接に結びついているのです。
また、フィリピン文化はスペインやアメリカ統治時代などの影響を受けており、料理のルーツが諸外国であることもしばしばで、フィリピンスイーツにもその名残を感じます。
○ 日本人の舌にも合う!フィリピン料理まとめ
○ 新鮮なココナッツを使ったスイーツおすすめ3選
エンサイマーダ(Ensymada)
バターを混ぜ込んだ生地の上に砂糖とチーズをかけたパン。
もともとスペインの伝統菓子だったものが、スペインの植民地だったフィリピンに広がり、フィリピン独自の進化を遂げました。
いろいろなお菓子屋さんやパン屋さんで売られているので、食べ比べも楽しいです!
プト(Puto)
米粉にココナッツミルクと砂糖を入れて蒸した蒸しパン。
白色だけでなく、ウベ(紫芋)を使った紫色、パンダンの葉で香りをつけた緑色もあります。
ストリートフードとして手軽に買えるほか、スーパーやお菓子屋さんにも売られていて、お土産の選択肢にもなります!
キャッサバケーキ(Cassava Cake)
キャッサバ芋の自然な甘みともっちり食感がたまらないケーキ。スイーツ系ストリートフードとして売られています。
キャッサバとは、フィリピンでよく見る芋の種類で、なんとタピオカの原料でもあるほか、キャッサバチップス(ポテトチップスのキャッサバ版)も人気です。
ギナタアン・ビロビロ(Ginataang Bilo-Bilo)
お芋とお団子とタピオカとジャックフルーツをココナッツミルクで温かく煮たフィリピン版おしるこ。
その名前からどれだけインパクトがあるスイーツなの!?と身構えますが、食べてみるとほっこりする優しい味です。
写真はウベ(紫芋)で作られているので紫色ですが、通常は白いです。
スーマン(Suman)
ココナッツミルクともち米をバナナの葉で包んで蒸したフィリピン版おこわ。
そのままでもほんのり甘くて美味しいのですが、食べるときには黒糖をつけてアクセントを加えるのが一般的!ストリートフードとして売られています。
ビビンカン・マラグキット(Bibingkang Malagkit)
こちらも!ココナッツミルクともち米を使ったライスケーキ!
甘いキャラメルソースが上に乗ってるので、ブラックコーヒーとの相性も抜群です。ストリートフードとして売られていて、人気商品のため品薄なことが多いです…!
タホ(Taho)
温かい豆腐に黒蜜とタピオカを混ぜて食べます。スイーツと言うより、フィリピン人の定番の朝ごはんです。
朝、道を歩いていると「タホ〜」という掛け声と共に、おじさんが歩いている光景をよく見かけます。
甘すぎるのが苦手な方は、黒蜜を少なめで。
レチェフラン(Leche Flan)
スペインの影響を受けたフィリピンの濃厚プリン。スイーツ好きにはたまらないお味です!
日本のプリンと同じ感覚で食べると、そのぎっしり感に驚きます!洗礼式や結婚式などお祭りごとのときによく食べられます。
フィリピン料理屋さんのスイーツとして置いてあることが多いです。
ハロハロ(Halo Halo)
フィリピンスイーツの王様!「ハロハロ」とは、混ぜこぜという意味。
その名のとおり、フィリピンならではの具材をいろいろ入れて、さまざまな味を楽しみます。
お店により、具材や盛り付け方、味にオリジナリティが出るスイーツなので、食べ比べも楽しいです!
○ 人気スイーツ「ハロハロ」おすすめ店5選
○ 日本でフィリピンスイーツ「ハロハロ」を作ってみた
いかがでしたか?
フィリピンに来られたら、ぜひフィリピンスイーツも楽しんでみてくださいね!
タガーイ!