《フィリピンに咲く花》旅行中の景色に彩りを添えるあの花と花言葉!

こんにちは。マニラブのなな(@nanadaylife)です!
フィリピンの町を歩いていると目に入る鮮やかなお花!日本でお目にかかれない南国の花もたくさんあります。

お土産にピッタリの香水や石けんなどにも花の香料が使われています。花の特徴と合わせて花言葉も知っておくと、お土産話にもなりますね!
今回は、フィリピンの国花を含むフィリピンに咲く美しい花4選をご紹介します!
Contents
フィリピンの国花【サンパギータ】Sampaguita
フィリピンの国花サンパギータ(Sampaguita)は、ジャスミンの一種。
モクセイ科の常緑半蔓性灌木で、0.5~3m程の高さまで育ちます。
甘い香りは香水や石けんなどのコスメの香料として使われ、お土産としても人気があります。
花びらは白く美しく、フィリピンで国賓を迎える際のレイに使われたり、カトリック教会の花輪のお供え物として売られたりしています。
「愛を誓う」という意味のフィリピン語“Sumpa kita”に由来してサンパギータ(Sampaguita)と呼ばれるようになり、花言葉「永遠の愛を誓う」になったとされています。

観光で教会に行かれた際などに見かける白い花輪は、フィリピンの国花「サンパギータ」!日本の桜のように愛されている花なのです。
名 称: Sampaguita
学 名: Jasminum sambac
日本名: マツリカ(茉莉花)
科属名: モクセイ科ジャスミナム属
原産地: インド、東南アジア
花の色: 白
花言葉: 永遠の愛を誓う
濃いピンク色が眩しい【ブーゲンビリア】Bougainvillea
フィリピンでよく見かけるブーゲンビリア(Bougainvillea)。
白色もありますが、濃いピンク色のブーゲンビリアはやはり目を引き、生命力に溢れています。
原産地は中央アメリカ・南アメリカの熱帯雨林で、花の名前は1768年にブラジルでこの花を見つけたフランス人探検家ブーガンヴィルに由来するそうです。(彼はルイ15世の命を受けて、世界一周の旅に挑んでいたようです。)
花びらに見える部分は「苞(ほう)」と言い、つぼみを包んでいた葉で、花びらの中にある3つ頭を出しているのが花だそうです。

実は花びらではなく「葉」だったとは・・!そして、花言葉が・・「あなたしか見えない」・・!wow
名 称: Bougainvillea
学 名: Bougainvillea
日本名: イカダカズ
科属名: オシロイバナ科ブーゲンビリア属
原産地: 中央アメリカ・南アメリカの熱帯雨林
花の色: 赤、ピンク、白
花言葉: 情熱、あなたしか見えない
魅惑的の香りを放つ花・・【イランイラン】Ylang Ylang
フィリピン語で「花の中の花」という意味を持つイランイラン(Ylang Ylang)。
かわいらしい黄色や緑の花からは想像しにくいほど木は高く、約12メートルまで達することもあります。
花はヒトデのような形をしていて、白や黄色、ピンクなどの色の花を咲かせます。
「イランイラン」という名前はアロマや香水の名前として耳にしたことがあると思います。
イランイランの精油は人気があり、特に黄色の花は香りが強く最高級品とされています。
イランイランの香りは「誘惑する香り、官能的」と表現されることも多く、クレオパトラもイランイランの花を足元に置いていたそうです・・!

私はイランイランの香水を自分用のお土産として買いました。私にはそんな魅惑的の香り、いらんいらん。・・は?
名 称: Ylang ylang
学 名: Cananga odorata
日本名: イランイランの木
科属名: バンレイシ科イランイランノキ属
原産地: 熱帯アジア
花の色: 緑、黄
花言葉: 魅惑的、官能的
「ランの女王」【ワリンワリン】Waling waling
フィリピンのミンダナオ島に生息するランの一種ワリンワリン(Waling waling)。
ワリン(Waling)はフィリピン語で「ラン」の意で、ワリンワリンは「ランの女王」とも言われています。
ランが1000種類以上あるフィリピンですが、ミンダナオ島の先住民族ルマドにより、フィリピン神話に出てくる森の妖精として崇拝されているとも言われています。
2013年にサンパギータ同様、新国花にするという法案が通過しましたが、その後可決には至らなかったという経緯があるほど、ワリンワリンは貴重な存在です。

ワリンワリンはいろいろな色があって、どれもとてもきれいです!
名 称: Waling-waling
学 名: Vanda
日本名: バンダ
科属名: ラン科・ヒスイラン属
原産地: ミンダナオ島
花の色: 紫、ピンク、白、褐色など
花言葉: 上品な美しさ、華やかな恋、個性的、エレガント、身軽
お花はどこで買えるの?
フィリピンのマーケットではこのようにお花がたくさん売られています。
フィリピンの方は、特別な日に両親や恋人にお花を贈るので、母の日やバレンタイン(男性から女性に贈る)は花を手にしている人をよく見かけます。

記念日旅行の際にお花を贈るのもいいですね・・!(妄想
香水だけでなく、フィリピンの花を描いた雑貨もお土産としておすすめですよ〜
しげ!(じゃあね〜!)