夏バテも吹っ飛ぶ!フィリピン旅行で試したいフィリピンのユニークな食文化

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、現在フィリピンは入国制限がかかっています。また、各施設の営業状況が変わっている可能性があります。ご利用の際は公式HP等にてご確認ください。大変な時期が続きますが、少しでも旅行の楽しさを味わっていただけるよう、引き続き情報をお届けいたします。

マーヨン・ハポン!マナピーナ(@halohalo_manapina)です。

 

2020年、日本は暑さが年々厳しくなってきましたね。フィリピンよりも暑い日々が続き、少し夏バテ気味なマナピーナです…(笑)

 

フィリピンでは、年中温暖な気候ということから、夏バテという感覚がありません。

 

暑さなんて関係ない!暑い方が食欲が増すそうで、フィリピン人は年中盛り盛り食べています!

 

そこで今回は夏バテも吹っ飛ぶ!ユニークなフィリピンの食文化をご紹介します。

 

意外と食べやすい!?二刀流スタイル

フィリピン文化の一つで、「質より量」というものがあります。

 

とにかくたくさん食べたい!ということで、家族での食事は大皿をみんなでつついて食べることが多いです。

 

お箸でちまちま食べるより、フォークとスプーンを両手に持って、ガツガツ食べるのがフィリピンスタイルです!

 

最初は両手にフォークとスプーンを持って食べるのに戸惑うこともありましたが、慣れたらとても食べやすいんです!

 

今では逆に、フィリピンから帰国した後しばらくはお箸で食べることに戸惑います。(笑)

 

1日5食は当たり前!?

(写真:インターン留学にて、メリエンダ中のマナピーナ)

 

フィリピンでは、メリエンダ(Meryenda)という習慣があります。メリエンダは間食のことを指します。

 

元々スペインで、子供の夕食前の「つなぎごはん」である3時のおやつとしてメリエンダが食べられていました。

 

その昔、フィリピンはスペインに300年近く統治されていました。

 

フィリピン文化の中には、たくさんのスペイン文化が根付いています。メリエンダもそうしてフィリピンで受け継がれてきました。

 

しかし、フィリピンのメリエンダは、私たちがイメージする「間食」とは少し違います。

 

一食分の食事レベルの量のメリエンダをガッツリ食べたり、1日に何回もメリエンダが出てきたりすることもあります。

 

気付けば1日5食も食べる…なんてことも。夏バテなんて言ってられませんね。(笑)

 

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空腹で頭痛!?

(写真:セブアノ彼氏がバーベキューを選んでくれています)

 

こちらも面白いフィリピン文化の一つです。

 

フィリピンの公用語はタガログ語をベースとしたフィリピン語ですが、実は地域によって話されている言語が違うんです!

 

セブ島が属しているビサヤ地域では、ビサヤ語が話されています。

 

ビサヤ語の中に、「Pasmo(パスモ)」という言葉があります。

 

これは、「お腹が空くと頭痛を引き起こす」現象を指します。日本のICカードのことではありません。(笑)

 

本当にお腹が空いたら頭が痛くなるそうです。

 

私のセブアノ彼氏も空腹になると元気がなくなり、何もできなくなります…(笑)

 

フィリピン人と一緒に働く際には、パスモにならないようにメリエンダを用意してあげた方がいいかもしれませんね!

 

軍事式!?フィリピン伝統料理

最後に、フィリピンの伝統的な食事方法「ブードル・ファイト(Boodle Fight)」をご紹介します。

 

お皿ではなく、バナナの葉(バナナリーフ)の上に、シーフードやBBQなどの肉料理をはじめ、様々な料理が並びます。

 

それを皆で囲んで、フォークやスプーンなどは使わず手で食べます!

 

ブードル・ファイトは、フィリピン陸軍士官学校で始まったものと言われています。

 

手で食べることにも意味があり、「皆が等しく平等である証」として手で食べていたそうです。仲間意識も高まり、さらに結束力が高まります。

 

食べ終わった後はバナナリーフに包んでそのまま捨てることができるし、お皿も要りません!

 

現在は、お祝いのパーティーなどで食べられています。

 

ぜひ、大人数でフィリピンへ行く際にはブードル・ファイトを楽しんでみてくださいね!

 

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いかがでしたでしょうか?

 

日本とは全く違う食文化を持つフィリピン。

 

ぜひ、フィリピンの食文化にも触れてみてください。皆でわいわい食べれるので楽しいですよ!


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