マガンダン・ハーポン!マニラブのゆかりです。
実は私、大学在学中にフィリピン語を第一言語として専攻していました!そして、言語学ゼミに所属していました^^
フィリピンでは、英語が通じるっていうけど本当なの?フィリピン人同士は何語で話しているの?など、フィリピンで使われる言葉に興味を持つ方も多いと思います。
フィリピンの言語はユニークで、言語オタクにとっては研究しがいのある代物なんですよ(笑)
今回は、フィリピンのおもしろい言語事情と、フィリピン旅行で使える便利なフレーズをご紹介します!
フィリピンの国語と公用語
フィリピンの国語はフィリピン語ですが、これに加え英語が公用語となっています。
日本よりも小さな国土に7,107もの島々が点在するフィリピンでは、120から187とも言われる言語が存在します!
フィリピン国内のそれぞれの言語は、方言程度で似ているものもあれば、全く意思疎通ができないほど異なる語彙を使うものもあります。
マニラ首都圏で話されているタガログ語を基礎として、国語であるフィリピン語ができあがりました。
フィリピン語の文法はとっても難しいので、文法に忠実にきちんと話そうとすると大変です。。
一方、アルファベット表記なので新たに文字を勉強する必要はなく、発音は書いてあるままローマ字読みで問題ないので、旅行者にとっても学習者にとってもとっつきやすい言語です!
フィリピン語の文法については、もし言語オタクのみなさまの需要があればまた別の記事にまとめたいと思います(笑)
多くのみなさんがご存知のとおり、フィリピンはアメリカに統治されていた歴史を持つため、公用語に英語が含まれていて、どこでも英語が普通に通じます。
外国人や旅行者相手でなくても英語を普通に使いますが、タガログ語と混じった「タグリッシュ」(タガログとイングリッシュが混じった言語を指す造語)を話す人がとても多くて、聞いているととてもおもしろいですよ!
旅行者との会話に慣れたホテルや空港の従業員だけでなく、タクシーの運転手さんからコンビニの店員さんまで、ほとんどすべてのフィリピン人が抵抗なく英語を話します。
これは、学校教育で使われている言語が英語だったり、小さい頃からアメリカの映画や音楽に触れてきているということが影響していると思われます(最近は、国全体として、学校教育で使う言語をフィリピン語とする方針に切り替えてきています。)。
よって、旅行者のみなさまも「フィリピン語が話せないと、フィリピン人とコミュニケーションがとれないんじゃない…?」なんていう言語にまつわる心配はご無用です!
また、フィリピン人はホスピタリティにあふれ、外国人に対しても寛容でフレンドリーであるため、多少つたない英語でも理解しようと努めてくれますし、旅行者にとってとても旅がしやすい国だと自信を持って言えます!
フィリピン旅行で使えるフレーズ
フィリピンでは英語が問題なく通じますが、国語であるフィリピン語を少しでも話せると、フィリピン人との心の距離がグッと近くなります!♡
そこで、ここでは「まずはこれだけ!フィリピン旅行で使えるフィリピン語」をいくつかご紹介します。
・Salamat po.(サラマッポ):ありがとうございます。
・Kumusta ka?(クムスタ・カ?):元気ですか?
・Magkano po?(マッカーノ・ポ?):いくらですか?
・Masarap!(マサラップ!):おいしい!
・Saan ang CR?(サアン・アン・シーアール?):トイレ(CR)はどこですか?
ぜひフィリピン旅行で、言語を駆使して、陽気なフィリピン人とのコミュニケーションを楽しんでください!
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タガーイ!