こんにちは。マニラブのなな(@nanadaylife)です!
日本でも現在のフィリピン大統領の動向は時々ニュースで配信されるため、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領をご存じの方も多いかと思います。
現職大統領も使用している官邸「Malacañan Palace」(以下、マラカニアン宮殿)には博物館が併設されていてます。
Presidential Museum and Library(以下、大統領記念博物館)と呼ばれるその博物館は、歴代大統領に関連する資料や品物が展示されています!
海外からの旅行者も事前予約をすれば無料で入場可能で、フィリピンのことをもっと知りたい方におすすめの観光スポットです。
今回は、大統領記念博物館の内部の様子をご紹介します。^^
○ フィリピン通貨「ペソ」の紙幣から歴史を紐解こう
マラカニアン宮殿とは? 大統領記念博物館とは?
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マラカニアン宮殿は、18世紀初め頃にスペイン人により所有され、その後フィリピン歴代の最高権力者に使用されている大統領官邸です。
現在もロドリゴ・ドゥテルテ現大統領が使用しています。
マラカニアン宮殿の一部が大統領記念博物館として一般公開されており、見学することができます。
大統領記念博物館は、もともとは別々だったマラカニアン図書館と大統領博物館が統合され、現存しています。
マラカニアン図書館は1946年に設立され、マラカニアン宮殿に勤める役人や従業員、学生、研究者のために一般的な図書館として機能しました。
一方、大統領博物館は、第9代大統領マカパガル政権(1961年12月〜1965年12月)の間に設立されました。
フィリピン大統領の現職の間に蓄積された遺物を収集、特定、展示を目的とし、その収集物は当時の大統領だけでなく、ファーストレディや家族に関連するものもありました。
第14代アロヨ大統領の任期中に、マラカニアン図書館と大統領博物館が統合されて「マラカニアン博物館」となり、第15代ベニグノ・アキノ3世大統領の任期中に「大統領記念博物館」に改名されました。
歴代のフィリピン大統領の選挙活動資料や、調度品や愛用品などが展示されていて、フィリピン人も訪れる人気の観光スポットとなっています。
これまでの国の政治活動に触れることができる他、歴代大統領の暮らしぶりを知ることも覗くことも出来ます。
館内の様子
360度見れるGoogleマップで館内を探索してみましょう!^^
当時使用されていた会議室に並ぶ、豪華な調度品の数々。
歴代大統領の肖像や選挙活動関連の資料などが展示されています。
館内は広々として、荘厳な空気が流れています。
歴代ファーストレディの肖像画もずらりと並んでいます。一際目を引くのがイメルダ夫人。
ドゥテルテ大統領を力強く鮮やかに描いた日本人アーティストAyumi Endoさんの作品も大きく展示されています。
○ 歴代大統領が着ているフィリピンの民族衣装バロン、ご婦人が着ているテルノとは?
見学の予約方法
大統領記念博物館の見学は無料ですが、事前に英語でメールを送る必要がありますのでご注意ください。
予約方法詳細:公式WEBサイト
Eメールアドレス:pml@malacanang.gov.ph または malacanangmuseum@gmail.com
(現在はロックダウンのため、オンライン予約の受付を停止しています。)
見学希望日の最低3営業日前に、Eメールにて以下の内容を英語でご連絡ください。
・希望日と時間(上記開始時間のいずれか)
・見学者全員のフルネームと生年月日
・代表者の電話番号と住所
・パスポートの写真付きページの画像
また、見学当日、入口で本人確認がありますので、身分証明書としてパスポートを持参してください。
服装の指定はありませんが、スマートカジュアルが望ましいです。
見学時間は約1時間ほどで、館内では展示品を説明してもらえます。(英語です!)
いかがでしたでしょうか?
館内の展示品1つ1つにフィリピンの歴史あり。正直、1時間の見学では時間が足りない・・!笑 フィリピン観光の際に、マラカニアン宮殿内にある大統領記念博物館をぜひ訪れてくださいね!
Sige(しげ)!じゃあね〜!