2020.08.22
B級グルメの宝庫!フィリピン人が愛してやまない屋台料理「パーレス」

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、現在フィリピンは入国制限がかかっています。また、各施設の営業状況が変わっている可能性があります。ご利用の際は公式HP等にてご確認ください。大変な時期が続きますが、少しでも旅行の楽しさを味わっていただけるよう、引き続き情報をお届けいたします。
こんにちは!ナビマニラです。
もう3年ほど前になるが、夕方になるとマカティの会社近くに屋台が出た。
いわゆるストリートフードを売る屋台なのだが、衛生面が心配で「ガラスの胃袋」を持つ私としては試す勇気がなかった。
そんなある日、フィリピン歴が長い会社の同僚が地元のフィリピンの人たちに混じっておいしそうに食べているのを見て、思い切って食べてみた。
これがパーレス(またはパレス/Pares)との出会いだった。
牛肉の小さな角切りとネギの具が入った肉汁のあんかけライス。35ペソくらいだったように思う。
私はすっかりはまってしまって、食あたりを起こすかもしれないという心配などすっかり忘れて通い詰めた。
ガラスの胃袋がいい気なものである。
ランチタイムにさっそく行ってみた。ビーフパーレスのレギュラーが90ペソ、スペシャルが120ペソ。
昔、屋台で食べていたのに比べると数倍の値段ではあるが仕方あるまい。スペシャルを持ち帰りで注文した。
牛肉の小さな角切り、ネギ、厚揚げ豆腐、ゆで卵が載り、ショウガやハーブのようなアクセントも感じられる濃厚なグレービー。
私が一番好きなフィリピン料理はパーレスかもしれない。
パーレス推しとしては、シニガンやアドボのようにもっと有名になってほしいものである。
おそらく海外でも知られていないであろう理由は、あまりレストランでは出てこないストリートフードだからか。
この記事では引き続きこんな内容が読める
○ パーレスの一押しメニュー
○ ミシュラン1ツ星を獲得したシンガポールの屋台
《「ナビマニラ」とは 》
日刊まにら新聞より2008年に創刊。マニラをはじめフィリピンの各地のグルメや街歩き、旅行といったライフスタイル、エンターテインメントなどの情報をお届けしています。