《360°旅》黒いキリスト像があるキアポ教会&フィリピン最大のマーケット

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、現在フィリピンは入国制限がかかっています。また、各施設の営業状況が変わっている可能性があります。ご利用の際は公式HP等にてご確認ください。大変な時期が続きますが、少しでも旅行の楽しさを味わっていただけるよう、引き続き情報をお届けいたします。

こんにちは。マニラブのなな(@nanadaylife)です!

 

東南アジアで唯一のキリスト教徒が大半を占める国、フィリピン。

 

街の至るところに教会があり、毎週日曜日に教会に礼拝に行くというフィリピン人も少なくありません。

 

今回はフィリピンにある教会の中でも歴史が深く、黒いキリスト像があることで知られる「キアポ教会」と、その周辺に広がるフィリピン最大級のマーケット「キアポマーケット」をご紹介します。

 

GoogleMapの360°ビューを使って、「360°旅」をしながらご紹介していきます!

 

黒いキリスト像で有名な「キアポ教会」

キアポ教会は1586年に建てられた由緒正しき教会で、「ブラック・ナザレ(Black Nazarene)」と呼ばれる木製の黒いキリスト像が安置されていることで知られています。

 

正式名称はマイナー・バシリカ・オブ・ザ・ブラック・ナザリーン(Minor Basilica of the Black Nazarene)で、「Minor Basilica」はカトリック教会の建物を指すため、「ブラック・ナザレがいる教会」という意味合いになります。

 

ブラック・ナザレには「癒やしの効果がある」「奇跡が起こる」と言われているため、ブラック・ナザレに触れようと、敬虔なカトリック信者が連日足を運んでいます。

 

外壁はクリーム色で覆われれおり、ドーム型の2つの立派な鐘楼が目を引きます。

 

当初建てられた建物は火災により1603年に消失したため、石造りに建て替えられました。その後火災や地震の被害を受け、現存している建物は1933年に建てられたものです。

 

連日多くの人で賑わいますが、毎週金曜日にはノベナのお祝いが行われるため、教会と広場は多くの信者で埋め尽くされます。信仰の念を表すために膝を付き、祈りを捧げる熱心な信者の方がいるとも聞きます。

 

また、毎年1月には「ブラック・ナザレ(Black Nazarene)」という、フィリピンのカトリックの最大行事のひとつであるお祭りが行われ、当日は1500万人もの人がブラックナザレに殺到します。

 

毎年死者が出るほどですので、見学される場合は細心の注意を払ってください。

 

キアポ教会(Quiapo Church)
※正式名称はマイナー・バシリカ・オブ・ザ・ブラック・ナザリーン(Minor Basilica of the Black Nazarene)
住所:Plaza Miranda Quiapo Church, 307 Quiapo, Manila, Metro Manila
入場料:無料
写真撮影:教会内部の撮影は禁止されていますが、入口からは撮影可能です。但、フラッシュ撮影は禁止です。

 

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実はガジェット天国!「キアポマーケット」

キアポ教会周辺は、フィリピンで最大のマーケット「キアポマーケット」が広がっています。360°ビューを使って散策してみましょう!

 

一本道を入ってみるとそこはまるでアキハバラのような、電気製品やガジェットの店がずらりと並んでいます。

 

カラオケマシーンやテレビモニターなどもたくさん売られていて、お店を経営されている方がよく買っていかれるそうです。

 

ストリートフードもあちらこちらにあり、小腹を満たしてくれます。

 

 

いかがでしたでしょうか?キアポ教会はフィリピンにたくさんある教会の中でも有名な教会です。

 

連日人通りが多いので、バッグなどに注意を払いながら、安全に観光を楽しんでくださいね!^^


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