【フィリピンの食】何よりもコメを愛す!欧米化が進みながらも根強い米文化

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こんにちは!ナビマニラです。

 

「ご飯を食べなかったら、食事をした気がしない」。

 

フィリピン人がこう言うのを聞く。朝、昼、晩、3食ライスを食べ、間食のメリエンダに麺などを食べる。

 

フィリピン人の同僚が家から持ってくる弁当には必ずたっぷりご飯が入っている。

 

おかずの量よりも、ご飯が圧倒的に多い。

 

サンドイッチなどパンをランチに食べているのをあまり見たことがない。

 

ファストフード店にもライスのメニューがある。

 

フライドチキンにライスはおなじみだが、数年前マクドナルドにフィッシュアンドチップスならぬフィッシュアンドライスがあった。

 

 

10代〜20代の若いフィリピン人は毎食2〜5杯のご飯を食べるそうで、店によってはご飯食べ放題のところもある。

 

フィリピンのコメの年間消費量は1,290万トン(2020年5月/農務省)で、日本の713万トン(需要実績2019年7月〜2020年6月/農林水産省)よりはるかに多いのも納得。

 

フィリピンは国内のコメ生産が需要に追い付かず、世界最大のコメ輸入国といわれるのもわかる。

 

 

日本人が海外にいて米食から離れていると、ご飯が恋しくなることはあるだろう。

 

しかし、フィリピン人ほどにご飯への愛情というか、執着はあるだろうか。

 

昔、ハノイでベトナム人の女性の友人と夕食にイタリアンを食べて店を出てから、友人が「ブン(米の麺)を食べたい」と言い出した。

 

パスタやピザを食べたのに、ベトナム料理を食べないと食事をした気がしないとでも言いたいようで驚かされた。

 

これがフィリピン人の場合だったら、フィリピン料理でなくてはダメというより、ご飯がなくてはダメということになるのだろう。

 

この記事では引き続きこんな内容が読める

○ フィリピン人の米へのこだわり
○ 欧米化が進みながらも根強い米文化

 

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《「ナビマニラ」とは 》

日刊まにら新聞より2008年に創刊。マニラをはじめフィリピンの各地のグルメや街歩き、旅行といったライフスタイル、エンターテインメントなどの情報をお届けしています。

 


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