マガンダン・ハーポン!マニラブのゆかりです。
フィリピンの首都マニラのベイエリアには「リサール公園」という、フィリピンの歴史を語る上で重要な場所があるのをご存知でしょうか?
ベイエリアでは、スペイン統治時代の名残が色濃く残る「イントラムロス」や世界三大夕日が楽しめる「マニラ湾」、カジノやゲームが充実したアミューズメント施設などがあり、マニラ旅行の観光先として訪れる方も多いと思います!
本日は、マニラ旅行でベイエリアに行かれるなら、ぜひ訪れていただきたい「リサール公園」をご紹介します^^
たくさんのフィリピン国旗が旗めく光景が印象的な、巨大な公園です…!
「リサール公園(Rizal Park)」は、フィリピンの国民的英雄「ホセ・リサール」の記念碑がある公園です。
Photo by Yuka Fukuma
現地のフィリピン人からは「ルネタ・パーク(Luneta Park)」とも呼ばれています。
リサール公園(Rizal Park)
住所:1225 Roxas Boulevard, Ermita, Manila, Metro Manila
観光スポットとしても有名な城塞都市「イントラムロス」に隣接しているこの公園は、マニラ首都圏で最大級の公園と言われていて、その広さはなんと58ヘクタール。
東京ディズニーランドが51ヘクタールなので、それよりも広いということですね!
この「リサール公園」は、フィリピンの歴史を語る上で重要な場所であると同時に、芝生や庭園が整備されていることから、人々の憩いの場にもなっています^^
なぜこの公園が、フィリピンの歴史を語る上で重要な場所かと言うと、公園の名前にもなっている「ホセ・リサール」というフィリピンの独立運動に取り組んだ革命家が、この公園で銃殺により処刑された場所だからです。
1896年12月30日に処刑された彼に対する敬意を表し、数多くのフィリピン国旗と、高くそびえる記念碑が建てられています。
処刑された12月30日は、「リサール・デー(Rizal Day)」と言って、フィリピンの祝日になっています。
なお、記念碑の前では、衛兵が24時間直立不動で警備し、1時間に1度の交代式を見ることができますよ。
この「リサール公園」は、1946年には、フィリピンのアメリカからの独立宣言が行われた場所でもあり、フランシス法王がフィリピンを訪問し、600万人が集まった野外ミサを行った場所でもあるなど、フィリピンの今昔を見守る重要な場所となっています。
Photo by Yuka Fukuma
公園内は旅行者だけでなく、ピクニックや散歩をする地元民でにぎわっているので、ベンチに座っているだけで「フィリピンに来ているんだなぁ」という気持ちにさせてくれる公園です。
夜は人通りが少なくなるので、日中に行くようにスケジュールを組みましょう!
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いかがでしたか?
フィリピン旅行で歴史を感じられるスポットをお探しの方にはぴったりの「リサール公園」。
ぜひ足を運んでみてくださいね!タガーイ!