マニラはタピオカドリンク激戦区!?フィリピンのタピオカ「サゴ」

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こんにちは!ナビマニラです。

 

日本では2019年にタピオカが空前の大ブームとなり、女子中高生たちはタピオカドリンクを飲むことを「タピる」と言い、流行り言葉としても注目を集めました。

 

一般に「タピオカ」と呼ばれているのは、キャッサバの芋から取るタピオカデンプンを丸めたタピオカパールのことですが、フィリピンではこれを「サゴ」と呼んでいます。

 

実をいうと厳密にはサゴとタピオカは全くの別物で、サゴヤシの木の幹から取ったデンプンから作ったものが「サゴ」なのですが、最近の「サゴ」はタピオカデンプンで作られているものが多いので、大まかに「サゴ」=「タピオカ」だと思っても良いかもしれません。

 

実はサゴの方がタピオカよりも歴史は古く、サゴヤシについては古くは13世紀にマルコ・ポーロの東方見聞録に「スマトラには小麦粉が詰まった木がある」との記述が見られます。

 

サゴは、東南アジアから中国、台湾、琉球やヨーロッパに輸出され、中国圏では「沙穀米」と呼ばれたそうです。

 

のちにスペインやポルトガルが中南米からキャッサバから作るタピオカ粉を持ち込み、これらがサゴより安価なデンプンとして使われるようになったのです。

 

今回は、フィリピンでのタピオカ(サゴ)の人気事情自宅での調理方法やコツなどをご紹介します。

 

この記事では引き続きこんな内容が読める

○ フィリピンでのタピオカ(サゴ)人気事情
○ 自宅での調理方法
○ 自宅での調理のコツ

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《「ナビマニラ」とは 》

日刊まにら新聞より2008年に創刊。マニラをはじめフィリピンの各地のグルメや街歩き、旅行といったライフスタイル、エンターテインメントなどの情報をお届けしています。

 


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