初心者さん必見!フィリピン旅行前に知っておきたい現地の乗り物まとめ

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、現在フィリピンは入国制限がかかっています。また、各施設の営業状況が変わっている可能性があります。ご利用の際は公式HP等にてご確認ください。大変な時期が続きますが、少しでも旅行の楽しさを味わっていただけるよう、引き続き情報をお届けいたします。

マガンダン・ハーポン!マニラブのゆかりです。

 

フィリピンに行くことが決まったら、現地でどうやって移動するか気になり、このページにたどり着かれた方も多いと思います。

 

フィリピンの首都マニラでは、多くの時間帯で道路が混雑しています。

 

そこで、マニラの交通事情や交通網を知り、現地の乗り物を上手に乗りこなすことができれば、マニラ旅行がより快適なものになりますよ!

 

網の目のように張り巡らされたマニラの交通網を把握するのは難しいのですが、少しでも路線を理解して、マニラ通になっちゃいましょう!

 

流しのタクシー

メーター制で、初乗りはP40です。日本と比較するととても安いですね!

 

街中にたくさん走っており、日本と同じように手を挙げたら止まってくれます。

 

渋滞の時間帯には空車を見つけるのが難しいのが難点です。。

 

マニラでは、メーターを動かそうとしない運転手さんもいますので、タクシーが走り出すときに、メーターの開始ボタンを押してもらえたかをチェックしましょう。

 

もし、メーターが動いていなかったら、運転手さんに英語で“Meter please.”(ミーター・プリーズ)、あるいはフィリピノ語で“Metro lang po.”(メトロ・ラン・ポ)と声をかけましょう。

 

また、渋滞している道を通ることや遠いことなどを理由に、乗車を拒否する運転手さんもいます。

 

そういったトラブルを避けるためにも、配車アプリをおすすめします^^

 

配車アプリ「Grab」

 

乗車場所と降車場所を入力して、車を呼ぶサービスです。

 

事前に料金が決まるので、「メーターを動かしてもらえないかもしれない」などの心配は無用です!

 

料金は、距離や混雑具合に応じて決まるため、同じ乗車場所・降車場所でも、時間帯によって変動します。

 

また、降車場所はすでに入力済みなので、行き先を伝える必要もなく、言語が不安な方も安心です^^

 

クレジットカードを登録しておけば、降車時にお金のやりとりも必要ありません。

 

評価システムが導入されているため、ドライバーのクオリティも保たれており、旅行者にもおすすめします。

 

鉄道

4つの路線が走っており、それぞれPNR、LRT1、LRT2、MRT3と呼ばれています。地下鉄はまだありません。

 

料金は驚きの安さです(例えば、MRT3では隣駅までP13です)!

 

チケットは、駅の窓口か自動券売機で買います。

 

路線ごとにチケットを買う必要があるので、路線をまたぐ乗り換えがある場合はご注意ください。

 

なお、2015年から「beep card」と呼ばれるICカードが導入されました。それを駅の窓口で購入し、チャージして使用すると、毎回窓口に並ぶ必要もなくて便利です^^

 

フィリピンの鉄道は、ラッシュ時は大変混雑します。混雑時はもちろんのこと、常に荷物には気を付けましょう。

 

PNR以外は女性専用車両もあります。

 

バス

マニラの幹線道路には、たくさんのバスが走っています。

 

マニラ内のバスの路線網を把握するのは難しいのですが、フロントガラスの行き先表示を素早く見て乗り込ります。

 

バス停もあるのですが、バス停以外の場所でも駐車禁止区間でない限りは、手を挙げたらその場所でも止まってくれます。

 

乗り込んだときに、自分が降りたい地点まで行くかを車掌さんに尋ねたほうが安心です。

 

乗車中に車掌さんが料金を回収しに来るので、目的地までの金額を聞いて支払います。

 

降りるときは、大声で降りる意思を伝え、バスを止めてもらいます。

 

長距離バスは、Cubao(クバオ)やPasay(パサイ)のバスターミナルから乗ることができます。

 

ジプニー

バスが通れないような細かい道でも網羅する24時間運行する庶民の足です。

 

バスと同様、路線網を把握するのはとても難しいです。

 

停留所という概念はほぼ存在せず、乗りたいところで乗り、降りたいところで降りることができてとても便利です。

 

ジプニーの車体の前面や側面に書いてある行き先を素早く見て、自分の行き先を通過するジプニーであれば、ジプニーを止めて乗り込みます。

 

地面と平行に手を伸ばせば、止まってくれます。

 

料金はP9~と、とても良心的です。

 

運転手に料金を払うために、奥の人からお金をバケツリレーのように渡していくのが、人の温かさを感じることができて、おもしろい体験です^^

 

混雑することが多いので、常に荷物には気を付けましょう!

 

トライシクル

バイクにサイドカーをつけたもので、近距離の移動に最適です。

 

距離が長くなると、トライシクルでは行けないと言われるので、乗る前に行く場所を伝えて、連れていってもらえるかを確認する必要があります。

 

席には屋根が付いているため、暑い日や雨の日にも◎。

 

距離により料金が変わるので、料金は事前に聞いてから乗りましょう。

 

カレッサ(馬車)

Photo by Yuka Fukuma

一昔前までは、マニラでも主要な乗り物だったカレッサ。

 

今では観光用がほとんどで、マニラ湾周辺のベイエリアで乗車可能です。

 

料金は事前に交渉してから乗りましょう^^

 

いかがでしたでしょうか?

 

この記事に書かれたマニラの交通事情の情報を読んで、みなさまのフィリピンでの滞在がより快適になると嬉しいです。

 

タガーイ!

 


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