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《作り手VOICE》Jowee Alviarさん(Team Manila創業者)

2020.07.01
《作り手VOICE》Jowee Alviarさん(Team Manila創業者)
新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、現在フィリピンは入国制限がかかっています。また、各施設の営業状況が変わっている可能性があります。ご利用の際は公式HP等にてご確認ください。大変な時期が続きますが、少しでも旅行の楽しさを味わっていただけるよう、引き続き情報をお届けいたします。

マガンダン・ハーポン!マニラブのゆかりです。

 

「作り手VOICE」とは、国籍問わず、フィリピンの魅力を形づくる「人」にフォーカスする連載です^^

 

今回の「作り手」は、Jowee Alviarさん。

 

ゆかり

「Team Manila」はお土産にもおすすめのファッションブランドです^^

Team Manilaブランド

《作り手VOICE》Jowee Alviarさん(Team Manila創業者)

マカティのとある有名なつけ麺屋さんの隣のビルに、Team Manilaはひっそりとスタジオを構えている。

 

スタジオに入ると、まずはこのブランドの代名詞でもあるホセ・リサールを模した巨大なロゴが出迎えてくれる。

 

ホセ・リサールとは、フィリピン独立運動に取り組んだ国民的英雄。

 

Team Manilaのロゴは、このホセ・リサールがサングラスをかけていて、「今風」にデザインされている

 

スタジオの入口側はアパレルショップになっており、奥側がデザイナーの事務所。

 

ショップには、フィリピンをモチーフにした数々のデザインのTシャツが所狭しと並べられている。

 

フィリピンのストリートフードをネタにしたり、地名をもじったりしたユニークな商品をひとつひとつ手に取っては、思わず微笑まずにはいられない。

 

 

Jowee Alviarさん

《作り手VOICE》Jowee Alviarさん(Team Manila創業者)

Joweeさんのお話は、ショップの奥にあるデザイナー事務所で伺うことができた。

 

大学でAdvertising(広告)を専攻していたJoweeさん。

 

クラスメートだったMonさんと意気投合し、後にTeam Manilaを立ち上げることになる。

 

在学中、ふたりが友人から勧められて読んだ一冊のタイポグラフィーの本が、グラフィックデザインに舵を切るきっかけだったという。

 

卒業後、Joweeさんはその本の奥付に書かれていたCalArts(カリフォルニア芸術大学)へ進学。

 

CalArtsでは、アメリカのさまざまなアーティストを訪問する授業があり、一人ひとりのアーティストが「生まれ育った街を代表する」という気持ちでデザインに打ち込んでいる姿にJoweeさんは感銘を受けたという。

 

「マニラにはまだグラフィックデザインを代表する人がいない。僕たちがそれになろう。

 

マニラに戻ったJoweeさんは、当時音楽雑誌の出版社で働いていたMonさんと連絡をとった。

 

当時はとにかく経験欲しさに、「ミュージックアルバムのデザインからミュージックビデオの制作まで、何でもできます!」と、実力以上のことを語って営業していたという。

 

「一体どこから来た坊主たちだ?」と一蹴されることもあったが、そんなふたりを信じて仕事をくれた人たちもいたと振り返る。

 

経験値をどんどん増やしたふたりは2002年、グラフィックデザイン会社「Team Manila Graphic Design Studio」を立ち上げた。

 

ただ、この当時はまだTシャツブランドの「Team Manila」は始まっていない。

 

フィリピンの魅力を形づくる「Team ManilaのTシャツ」

《作り手VOICE》Jowee Alviarさん(Team Manila創業者)

グラフィックデザインの会社名をアピールするために、ユニフォームとして会社名がプリントされたTシャツを作り始めた。

 

それを見た知り合いから「製品化してほしい」「ぜひコラボしたい」という声が増え、2005年にTシャツ専門ブランドが立ち上がった。

 

Team ManilaのTシャツのデザインは、観光客にウケるベタなデザインというより、マニラに住む人がくすっと笑えるようなデザインだ。

 

「マニラはクレイジーでしょ?混沌としているでしょ?それを隠さずに、大切なものとして受け入れてほしくてね。」

 

たとえば、10人乗りに15人も16人も乗るジプニーや、道端で知らない人と一緒に食べるフィッシュボール。

 

当たり前すぎる普段の風景をデザインに取り入れることで、それらの風景が自分たちを作っているのだと再認識してほしい。

 

そうやって、マニラのストーリーを伝えたいんだ、とJoweeさんは教えてくれた。

 

フィリピン×Jowee Alviar

《作り手VOICE》Jowee Alviarさん(Team Manila創業者)

フィリピンの魅力を尋ねたときにJoweeさんが口にした、“People make the city.” という言葉。

 

なんて印象に残る言葉だろう。「人が街を作る」のだ。

 

東(アジア)と西(欧米)のミックスが、フィリピンのユニークさを作り上げていると説明するJoweeさん。

 

「台風が来ても胸まで洪水に浸かって、ビールを回し飲みしているフィリピン人を見るだろう?」

 

困難があっても楽しみを見つける。いつもポジティブに生きる。

 

それが、世界に伝えたいフィリピンの魅力を作り上げるフィリピン人だ。

日本人がフィリピンの魅力を現地から様々な角度からお伝えするメディアです。
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