家族愛満載!フィリピンの「人生の節目の行事」本物の教会で挙げる結婚式編

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、現在フィリピンは入国制限がかかっています。また、各施設の営業状況が変わっている可能性があります。ご利用の際は公式HP等にてご確認ください。大変な時期が続きますが、少しでも旅行の楽しさを味わっていただけるよう、引き続き情報をお届けいたします。

Mabuhay to Everyone ! きむ(@kim_dti)です!

 

誰もが憧れる、幸せに満ち溢れた結婚式。

 

フィリピンでも結婚式を挙げることは憧れであり、人生の中でとっても重要な儀式の一つといわれています。

 

私も幸せな結婚式を夢みるフィリピーナの一人、将来はフィリピンで大好きな家族と友人に囲まれながら結婚式を挙げたいと夢みています。(誰も聞いてない笑)

 

ちなみに日本では、チャペルで挙げる方法と神社で挙げる方法の二つのパターンが一般的ですが、どちらも華やかでとっても素敵ですよね

 

一方でフィリピンの結婚式は、日本とまた違った華やかさがあって、家族はもちろん、たくさんの方々と触れ合いながらパーッと盛大にわいわい祝うカジュアルなスタイル。^^

 

先日ご紹介させていただきました、「フィリピンの人生の節目シリーズ~誕生日と成人式編~」に続いて、フィリピンでの結婚式事情をフィリピンにいる親戚やフィリピンハーフの友人の経験を基にご紹介させていただきます!

 

あわせて読みたい

フィリピンの「人生の節目の行事」誕生日と成人式編
フィリピンの「人生の節目の行事」キリスト教の洗礼式編

 

フィリピンでの結婚式の方法

 

キリスト教徒が大半を占めるフィリピンでは、教会で結婚式を挙げるのが一般的です。

 

日本では宗教関係なく教会(チャペル)で結婚式を挙げますが、フィリピンではキリスト教徒以外の方が教会で結婚式を挙げることは基本的に受け付けていません。

 

母いわく、キリスト教徒以外の方がどうしても教会で結婚式を挙げたい場合は、フィリピンで教会の教義を教えるセミナーに参加することがマストされているようで、教会によっては対応が異なるようなので確認が必要とのことです。

 

また、国際結婚で宗教が異なるケースが増えたことによって教会で挙げるのではなく、シビル・ウェディング(Civil Wedding)という宗教的な儀式を行わない結婚式もあります。

 

それでは、フィリピンで結婚式を挙げた親戚やフィリピンハーフの友人の経験をもとに、フィリピンでの結婚式の方法について簡単にご紹介させていただきます!

 

Church Wedding(チャーチ・ウェディング)

 

教会で挙げる方法。もはやフィリピンでは一般的で宗教上、キリスト教徒なら誰もが教会で挙げたいという願望は強いと言っても過言ではありません。

 

日本では事前にチャペルを予約して貸切状態にするのが一般的ですが、フィリピンでは一般の教会で結婚式の日程を決めて、市民が普段お祈りに来ている場所で結婚式を挙げることが多いです。

 

私のいとこは、教会で結婚式を挙げたのですがたくさんの一般市民の方達に祝福してもらえて、とても嬉しかったと言っていました。^^

 

Garden Wedding(ガーデン・ウェディング)

 

Garden Wedding(またはResort Wedding)は、青空の下、緑や海などの自然に囲まれながら自由に結婚式を挙げる方法。これはイマドキなスタイル。

 

ウェディングプランナーに依頼をして会場や装飾などを全て自分たちの好きなようにチョイス出来るのがとても魅力的ですね

 

Civil Wedding(シビル・ウェディング)

 

市役所や裁判所で結婚式を挙げる方法。宗教的な儀式を行わないのが特徴的で、市役所または裁判所で結婚式の日程を決めて、結婚を執り行う権限をもつ裁判官か市長、弁護士のもとで結婚式を挙げます。

 

国際結婚をした私のいとこが、市役所で結婚式を挙げた時に誓いのキスを求められたようで市長の前でキスをしたのがなんだか変な感覚だったと言ってました。笑

 

結婚式にはスポンサーが必要?

 

フィリピンでの結婚式には、スポンサー(後見人)といわれる方達を事前に選択して依頼をします。

 

主にニーナン・ニーノン※、親戚や友人、会社の上司や学校の先生などからふさわしい方を選び、新郎新婦の後見人のような役割を担います。

 

結婚式当日のサポートはもちろん、結婚後の精神的な面や経済的な面で困ったり悩んだりした時に相談に乗ったりします。

 

結婚式ももちろん重要ではありますが、フィリピンでは結婚後のふたりのケアもとても大切にしています。^^

 

※「ニーナン・ニーノン」についての詳細はこちら

 

結婚式での服装は?

 

フィリピンの結婚式では、新郎新婦が決めたテーマカラーがあります。

 

衣装や会場、装飾、招待状などがそのテーマカラーに沿って統一されていることが多く、招待された方々もそのテーマカラーに合わせて服装や小物を身につけて参列します。

 

実際、服装のフォーマルさは日本の結婚式と比較するとかなりばらつきがあり、ゴージャスにドレスやスーツ、フィリピンの正装・バロンを着たりしている人もいれば、シャツにパンツとカジュアル姿の人もいます。^^

 

ご祝儀はいくらぐらい?

 

日本ではご祝儀の準備をするのが一般的ですが、実はフィリピンにはご祝儀の文化はありません。

 

もちろん、親しい間柄であれば気持ちの分として個別で渡すこともあります。^^

 

前回ご紹介させていただいた誕生日会編のように、主役がゲストをおもてなしするというスタイルは結婚式でも同じです。

 

披露宴について

 

結婚式を終えると日本のように披露宴が開かれます。

 

フィリピンの披露宴で出てくるお料理はブッフェスタイルが多く、フィリピンのお祝い事には欠かせないフィリピンの定番料理がズラーッと準備されています。(もう想像するだけでよだれが垂れちゃいます。笑)

 

披露宴のプログラムは、主に新郎新婦のスピーチやダンス、歌、会場にいるみんなを巻き込んだ「ユニークなゲーム」など、内容はてんこ盛り。笑

 

ゲームの内容として一般的に多いのが、独身男性・独身女性を集めてその中で選ばれた人が目隠しをされ、異性の人からボディータッチをされたり声を吹きかけられたりなど、とてもユニークでかなり盛り上がります。笑

 

あとは、新郎新婦の友人を探すとか、メガネかけてる人を探すとか、髪の毛が長い人を探すといった会場のみんなを巻き込んだビンゴゲームなどなど。笑

 

披露宴では、余興を通じて自然と知らない方とも触れ合える機会がたくさんあるので、新たな素敵な出会いに巡り会えるかもしれません。^^

 

まとめ

 

家族をとっても大切にするフィリピン文化。

 

フィリピンの結婚式では二人の愛を一生誓うこと以外に、自分の両親に対しての愛や感謝の気持ちを示すとても大切な儀式。

 

フィリピン人の家族愛がたっくさん詰まった結婚式は、自然とこちらも心があたたかくなり、ハッピーな気持ちになります。^^

 

 

いかがでしたか?

 

しフィリピンの結婚式に参加できる機会がありましたら、ぜひ参加してみてください。^^

 

次回は、4. フィリピンのお葬式についてご紹介させていただきます。

 

フィリピンの「人生の節目」
1. 洗礼式
2. 誕生日会と成人式
3. 結婚式
4. お葬式 ←次回はこちら

 

お楽しみに~!

 

それでは、てんきゅぽ~~~~!

 

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