マーヨン・ハポン!
マナピーナ(@halohalo_manapina)です。
企業はもちろんのこと、フィリピンのホテルや銀行へ行くと、女性が仕切って指示を出している光景をよく見かけます。
そこで興味深いランキングを見つけたので、今回はそのランキングから見える、フィリピンの女性社会進出についてご紹介します。
男女平等ランキングでアジアトップ!
(フィリピンでインターン留学をしていた時の写真)
世界経済フォーラムによる、各国における男女格差を測るジェンダーギャップ指数を発表した「グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート2020」で、フィリピンは16位でアジアトップなんです!(日本は121位)
管理職についている女性の割合も47.6%と、半分が女性の管理職なんです。(日本は目標30%を掲げていますが7.8%止まり)
確かに、企業でも女性のマネージャーをよく見かけますし、現在のフィリピン観光省の大臣は女性、セブの州知事も女性です。
なぜフィリピンでは女性が活躍できるのか?
(とある市場でフィリピン料理である豚の丸焼き「レチョン」を捌く女性。かっこよかったです!)
家族や地域のみんなで助け合いながら子育て
日本では、女性が家事や育児全てをこなしながら仕事をバリバリするスタイルが多いですが、一方フィリピンでは、ヘルパーさんを雇い、家事や子供のお世話をお願いするのが一般的です。
ちなみに別のランキングで「男性の家事参加率ランキング」というものがあり、フィリピンはアジアトップの37.4%で世界10位を誇ります。(日本は18.3%)
(Family and Changing Gender Roles 2012 より)
確かに私のセブアノ彼氏も「休んでていいよ」と進んでお皿を洗ってくれたり、掃除をしてくれます。(ありがとう)
加えて、子供が好きな方が多く、近所付き合いも積極的にされているので、地域のみんなが子供を見守ってくれています。
周囲が家事や育児を女性の仕事と捉えず、分担して進めることが多いので、女性がしっかり働ける環境が整っているのだと感じます。
残業をしない
もちろん企業によりますが、フィリピンでは残業をせず、時間になったら帰るのが当たり前です。
残って仕事をしていたら、逆に「時間通りに仕事を終わらせることができない人」という認識があります。
残業せずに家に帰って、家族と共に時間を過ごすことを大切にする国、フィリピンです。
何よりも家族が一番
ヘルパーさんを雇って家事や育児を手伝ってもらうことが一般的なフィリピンですが、決して育児放棄をしているわけではありません。
フィリピン文化の中で家族を何よりも大切にするという風習があります。
私のセブアノ彼氏も、私の隣で両親や兄弟と電話をしていると「I love you mama! papa!」とよく言っています。
兄弟間の仲が良いので、お姉ちゃん、お兄ちゃんが妹や弟のお世話を手伝う光景もよく目にします。
働いていても、離れていても、家族愛が減ることがありません。仕事もしつつ、家族も大切にする、とてもステキな文化だと思います。
いかがでしたでしょうか?
色々と紹介しましたが、フィリピンでは子供が好きな方が多く、赤ちゃんを見つけると誰でも抱っこをしたがります(笑)あの手この手で赤ちゃんを笑わせようとしてくれます。
私が好きなフィリピン文化でもありますが、地域一帯となって子供を見守る習慣があるので、女性が活躍しやすい社会が確立しているのではないかと思います。
フィリピンに行った際には、力強くてパワフル、且つ優しいフィリピンの女性ともお話ししてみてくださいね!