フィリピンの世界遺産を巡る旅!自然・文化・歴史を感じる絶景6スポット

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、現在フィリピンは入国制限がかかっています。また、各施設の営業状況が変わっている可能性があります。ご利用の際は公式HP等にてご確認ください。大変な時期が続きますが、少しでも旅行の楽しさを味わっていただけるよう、引き続き情報をお届けいたします。

こんにちは。マニラブのたくせきです。

 

今回はフィリピン政府観光省がご紹介している「フィリピンの世界遺産」を綺麗な写真とともにお届けします^^

 

たくせき

フィリピンの世界遺産は、自然遺産と文化遺産を合わせて全部で6つ!まだ2つしか行けてないので、全部行きたい…!

 

今回は、絶景スポットでもある「フィリピンの世界遺産」についてご紹介していきます。

 

プエルトプリンセサ地下河川国立公園

パラワン島セント・ポール国立公園内にある地底川と洞窟が世界遺産。1999年に自然遺産に登録されました。

 

潮の干満の影響によって造られた地底川は、全長8.2km、天井の高さ6.5m、水深は潮の干満によって変わり、最大で14mにもなります。

 

コウモリ、大トカゲ、 珍種の蝶などが生息しており、ジャングル・トレッキングで探検を楽しむことができます。

 

また、「新世界七不思議財団」がインターネットを通じて投票を行った『新・世界七不思議 自然版(New7Wonders of Nature)』のひとつにも選ばれています。

 

トゥバタハ岩礁自然公園

パラワン島から南東へ約180km離れた場所にある「トゥバタハ岩礁自然公園」は、岩礁とサンゴ礁を保護するために設置された多種多様なサンゴ礁生態系が生息しています。

 

1993年に自然遺産に登録され、130,028ヘクタールという巨大な海域を誇ります。

 

元々は「トゥバタハ岩礁海中公園」として世界遺産登録後、さらに北に位置する岩礁地帯を加え、約3倍の面積に拡大されました。これを受け、2006年に現在の名称「トゥバタハ岩礁自然公園」に変更されました。

 

南北2つの環礁から成り、西側のすぐ近くには高さ500mのサンゴ岩柱ジェシー・ビーズレイがあります。2つのリーフは、エダサンゴやソフトコーラル、熱帯魚や回遊魚の宝庫で、たくさんのダイビングポイントがあります。

 

サンゴ礁に囲まれた小島群は、鳥類の営巣地やねぐら、ウミガメの産卵地にもなっており、高さが100mに達する断崖や広大な礁湖など、手つかずの自然が残っています。

 

ハミギタン山岳地帯・野生動物保護区

2014年に登録されたフィリピン第6番目の世界遺産。

 

ダバオ・オリエンタル州の3つの行政区「マティ」、「サン・イシドロ」、「ガヴァナー・ジェネロソ」に広がる6,834ヘクタールにおよぶ森林の保護区です。

 

標高1,620メートルの森には1,380 種の動植物が生息しています。

 

その内の341種の絶滅危惧種には、フィリピンの国鳥であり世界第2の大型猛禽類とされているフィリピンイーグルやコカトゥー(大型オウム)、ターシャ(世界最小と言われるメガネザル)、 アジア・ジャコウネコ、タリクティック・ホーンビル (サイチョウ)他、53種の鳥類、多種類のランの花等が含まれます。

 

歴史都市ビガン(クリソロゴ通り)

世界遺産の街ビガンの歴史地区の目抜き通りです。

 

16世紀に建てられたスペイン建築様式の建物が通りに並んでいます。

 

石畳の通りを歩くと、カレッサ(馬車)が行き来し、まるでスペイン統治時代にタイムスリップしたような感覚を味わえます。

 

ウェディングフォトの撮影場所としても人気が高いスポットです。

 

バナウエ・ライステラス(コルディリェーラの棚田群)

バナウエ・ライステラスは、ルソン島北部のコルディリエーラ山脈に広がる棚田のひとつです。

 

山岳地帯に住む少数民族のイフガオ族が手作業で耕し続けてきた棚田は、彼らの血と汗の結晶で、人類の生命活動の厳粛さを感じさせます。

 

その姿は「天国への階段」と称され、すべての棚田を平にのばすと、地球半周分の2万kmにも及ぶ長さになり、最高峰は2000メートルにも及びます。

 

2,000年以上に渡って継承されてきたことから、1995年に世界文化遺産に登録されました。海抜1,500mの高地に位置していて見晴らしがよく、特にサンライズ・ビューポイントが人気です。

 

あぜ道には花々が咲いていて田んぼとのコントラストが見事です。

 

山岳ガイドを雇ってトレッキングを楽しむこともできます。バナウエ・ライステラスは通年を通して訪れることができますが、田植えが行われる2月〜3月と、稲刈りが行われる6月〜7月の間がベストシーズンです。

 

バロック様式教会群

サン・アグスチン教会

マニラで唯一の世界遺産に登録されている歴史的建造物です。

 

1599~1606年に建てられたフィリピン初のスペイン建築様式の教会で、石造りの教会としてはフィリピン最古。

 

教会内はバロック風のインテリアで、パリから取り寄せられたシャンデリアや、イタリア人アーティストによる壁画や祭壇を見ることができます。

 

敷地内にはプライベート・ミュージアムが併設されていて、聖人を描いた巨大な油絵26枚をはじめ、スペイン移民の豪商ルイス・アラネタ氏のアンティーク調度品や、植民地時代の芸術作品などが所蔵されています。

 

館内には1898年にスペイン軍がアメリカ軍に降伏を宣言した部屋や、刺繍が施されたカロサが収められている聖具室などがあります。

 

パオアイ教会(サン・アグスチン教会)

フィリピン人によってデザインされた数少ないスペインスタイルの教会です。1993年に世界遺産に登録されました。

 

屋根は裾野に沿って突き出ている角状のものは、スペイン統治時代以前、それもインドネシアのマジャパピト帝国の建築様式の影響を受けていると言われています。

 

土曜日には教会の脇で、織物製品の手芸品等のマーケットが開かれます。

 

サンタ・マリア教会(アスンシオン教会)

18世紀に建造された教会です。別名「ヌエストラ・セニョーラ・デラ・アスンシオン教会」 。

 

1993年に「バロック様式教会群」のひとつとして世界遺産に登録されました。

 

教会全体を包む巨大な赤レンガが印象的で厳かな雰囲気。

 

教会がある丘上までは石段を登りますが、石段を登った先には聖母アスンシオンのレリーフが現れます。人々の憩いの場所でもあり、午後にお米のお菓子ビビンガが売られることもあります。

 

ミアガオ教会(ヴィラヌエバ教会)

世界遺産「フィリピンのバロック様式教会群」のひとつ。

 

パナイ島イロイロ市の西方にあるミアガオ市に位置するローマ・カトリック教会で、イロイロの人気観光スポットの一つです。

 

「サント・トマス・デ・ヴィラヌエバ教区教会」としても知られています。1797年に建てられ、要塞としての役割も果たしていた場所でもあります。

 

バロック様式の特徴を取り入れてデザインされており、他に類を見ない教会であることや、その古い構造と歴史から「フィリピンのバロック様式教会群」のひとつとして、1993年12月11日、マニラのサンアグスチン教会とともにユネスコ世界遺産に登録されました。

 

※マニラブ注釈※

「Villanueva」は「ヴィラヌエバ」「ヴィリャヌエバ」「ビリャヌエバ」等さまざまな読み方がされます。

 

観光省のホームページやSNSもチェック!

フィリピン政府観光省の日本事務所では、ホームページやSNSを活用して、フィリピンの魅力を発信しています。

 

ぜひこちらもご覧ください。

 

公式ホームページ:philippinetravel.jp
Facebook:@PhilippineTravelJP
Twitter:@PhilTravelJP
Instagram:@PhilippineTravelJP
YouTube:フィリピン観光省

(※本記事は文章・写真ともにフィリピン政府観光省より許可のうえ掲載しております)

 

 

あわせて読みたい

《360°旅》死ぬまでに行きたいフィリピンの世界遺産をバーチャル旅行!

 


READ  素人でもOK!フィリピンのドゥマゲッティで射撃の体験ができる射撃場
Rating