マガンダン・ハーポン!マニラブのゆかりです。
フィリピンでは、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなど、日本で見かけるコンビニが進出しています。
表通りでは、少し歩けばまたコンビニに出くわす、というくらいにコンビニの店舗数が多いです…!
しかし路地に入ると、そこには「路地裏のコンビニ」とも呼べる「サリサリストア(Sari-Sari Store)」というお店をよく見かけます。
「路地裏のコンビニ」って我ながらいいネーミングじゃないですか?!(得意げ)
今回は、知っているとおもしろい「サリサリストア」についてご紹介したいと思います^^
路地裏のコンビニ「サリサリストア」
この「サリサリストア」は、路地の至るところで見かけるフィリピンの個人商店です。
日本の田舎で見かける個人商店にもどことな〜く似ていませんか?(どことな〜くですよ)
鉄格子が張り巡らされているので、ちょっと物騒に感じるかもしれません。
ご想像のとおり、これは防犯上の対策ですが、明るい時間帯に買い物をする分には、何も怖くありませんよ!
だいたいお店に大きな看板が掲げられていて、「〜さんのサリサリストア」というように店主の名前がお店の名前になっていたりします^^
写真に映っているサリサリストアは、「ジュリーさんのサリサリストア(July’s Sari-Sari Store)」ですね!
「サリサリ(Sari-Sari)」は、フィリピン語で「いろいろな(various)」という意味です。
その名前からわかるとおり、サリサリストアにはさまざまな商品が売られていて、いろんな目的をもってフィリピン人が買い物に来ます。
サリサリストアで買える主な商品は、このようなラインナップです!
・ドリンク
・駄菓子
・アイスキャンディー
・小袋の粉末コーヒー
・小袋の粉末ジュース
・パン
・小袋のシャンプー、リンス
・携帯のプリペイドカード
サリサリストアで売られている小袋の謎
先ほど、サリサリストアでは、小袋の粉末コーヒーやジュース、小袋のシャンプーやリンスが売られているとご紹介しました。
なぜ小袋で売られているのか?
それは、まだまだ家計が苦しい家庭では、まとめ買いをする余裕はなく、そのときにあるお金で買える分の小袋を買う習慣があるからなんです。
たとえば、10袋入り70ペソの商品があるとしますよね。単純計算すれば1袋あたり7ペソ。
これがたとえ1袋10ペソの値段設定で割高に売られていたとしても、そのときのお財布事情によっては、1袋ずつ買う場合も結構あるんです。
なので、フィリピンでは、サリサリストアだけじゃなく、コンビニやスーパーマーケット、ドラッグストアなんかでも小袋に入った商品をよく見かけますよ!
サリサリストアでは、キャンディも1個ずつ売られています…!この間値段を聞いたら、1キャンディ1ペソ(約2円)でした^^
○ 小袋の粉末コーヒーやジュースが気になる方はこちら
○ 小袋のシャンプーやリンスが気になる方はこちら
動画で見てみよう!サリサリストアで買い物
いかがでしたか?
フィリピン旅行に来たら、きらびやかな都会の一面を楽しむのも良いですが、こういった庶民の生活に寄り添った一面を見るのも醍醐味です^^
キャンディ1個でも、シャンプーの小袋1つでもいいので買いに行って、お店の方と会話を楽しんでみてはいかがでしょうか?
サリサリストアがすぐそこに見えてきそうな、フィリピンの路地の写真です^^
タガーイ!