マニラの観光スポット!フィリピンの若手アーティストが集う「エスコルタ」

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、現在フィリピンは入国制限がかかっています。また、各施設の営業状況が変わっている可能性があります。ご利用の際は公式HP等にてご確認ください。大変な時期が続きますが、少しでも旅行の楽しさを味わっていただけるよう、引き続き情報をお届けいたします。

クマインカナ?たくせき(@takuseki57)です。

 

フィリピン首都マニラで、若手アーティストのアートシーンが見れることで話題のスポットがあります。

 

たくせき

その国のアートシーンは、歴史や感性が色濃く反映されていて、旅行で訪れるのもとても楽しいです!

 

かつてフィリピンで最も栄え、金融産業の中心地として「フィリピンのウォールストリート」と呼ばれた通りがあります。

 

戦後、金融の中心がマカティに移り、時代とともに廃れたとされた場所で、今若手フィリピン人アーティスト達が自由なアートの表現の場として新たなムーブメントを起こしています。

 

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今回は、歴史感じるノスタルジックな街並みと若手アーティストのクリエイティブな才能のハブとして注目される通り「エスコルタ通り(Escolta Street)」をご紹介します!

エスコルタ通り(Escolta Street)

エスコルタは、旧市街イントラムロス(Intramuros)から北にジョーンズ橋(Jones Bridge)でパシッグ川(Pasig River)を渡って、すぐ右にあるビノンド(Binondo)地区の東西通りです。

 

 

第二次世界大戦前は、銀行や保険会社などの金融街として、また西洋文明の窓口として、当時フィリピンで初めてエレベーターやアイスクリームパーラー、映画館などを導入した国内初が多くある場所でもありました。

 

しかし、戦後1970年代に入り、マカティの開発が進むと、金融産業の移転が相次ぎ、次第に荒廃していきました。

 

そんなエスコルタに新たな変化が起こり始めたのが約4年前です。

 

2016年に「98B COLLABoratory」と「First United Building」のプロジェクトとして、First United Buildings内に「Make Lab(@hubmakelab)」が設立されました。

 

そこでは、若手アーティストや起業家が3ヶ月間トライアルショップを開設することができ、様々な人の目に触れる機会を提供しています。

 

また、定期的なバザールの開催に加え、フィリピンのローカル産業を盛り上げる大きなイベントが年に1回エスコルタで開催され、イベント中は多くの人で賑わっています。

 

たくせき

今フィリピンでホットな若手アーティスト達の作品を実際に見て感じることができます。

 

エスコルタのおすすめポイント

「マニラの銀座」と呼ばれた哀愁漂う通り

エスコルタ通り自体は小さいエリアですが、当時の歴史を感じる建物などに出会うことができます。

 

当時「マニラの銀座」と表現されるほど栄え、最先端のアイテムが揃う場所としても知られていたそうです。

 

現在は「Make Lab」以外の部分は、荒廃が進んだ建物などが多く、歴史を感じる、ノスタルジックな雰囲気に包まれています。

 

戦前は日本の銀行や企業の支店もこの地域にあったため、当時の張り紙などが残っていて名残を感じることができるか期待していたのですが、路地も含めて色々見た結果、見つからず、代わりに個性溢れる壁画アートを見ることができました。

 

クリエイティブな才能のハブ「Make Lab」

「Make Lab」の中には、ミルクティーバー「MNLT」や美容室「Folk barber’s」、カフェ「The Den」、トライアルショップエリアがあり、アーティスト同士や欧米の観光客などで賑わっています。

 

他では見られない個性が光るアイテムが多数販売されており、実際に作り手と会話をしながら、お気に入りの一品を発掘することができます。

 

 

Make Lab:@hubmakelab
MNLT:@mnltea
The Den:@thedenmanila

 

アート空間の中に現れるオアシス

「Make Lab」内にある「The Den」はオシャレなカフェです。

 

アートに囲まれた空間でフィリピン産のコーヒーを堪能する至福の時間を過ごすことができます。

 

若い才能が集まるナイトスポット

「Make Lab」に隣接する「Fred’s Revolucion」では、夜な夜な、感度の高い若手アーティストなどが集まって交流を図っています。

 

店内にはアジア各国の紙幣等が飾られ、4地域10種類以上の地ビールを飲むことができます。

 

現存する当時の繁栄のシンボル

「Calvo Building」はフィリピンで最も美しいポザール様式の建造物の1つと言われ、現在は博物館となっています。

 

 

休憩&グルメ土産にピッタリのお店

チャイナタウンが隣接しており、中華街の門付近にある「Polland」では、11種類のHIPOY (焼きまんじゅう)が販売されており、店内も清潔感あって休憩にぴったりな場所です。

 

お土産に、HIPOYを買って帰っても喜ばれます。

 

ちなみに、このお店の名物「Kuchai-ah」が美味しく、寄ったらぜひ食べてほしいです!

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

たくせき

エスコルタは、マニラ在住者の中でもまだあまり知られていないホットな場所です。

 

歴史を感じるノスタルジックな建築物を見ながら、若き才能が集まるクリエイティブなハブを見に出掛けてみてはいかがでしょうか?

 

バイバイぽ〜!またねッ


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