フィリピン旅行で行きたいお祭り10選!現地の方の信仰心と情熱を感じよう

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、現在フィリピンは入国制限がかかっています。また、各施設の営業状況が変わっている可能性があります。ご利用の際は公式HP等にてご確認ください。大変な時期が続きますが、少しでも旅行の楽しさを味わっていただけるよう、引き続き情報をお届けいたします。

ハローポ!クマインカナ?マニラブのなな(@nanadaylife)です!

 

フィリピンでも各地でお祭りが開催されていて、多くのお祭りがスペイン統治やその土地ごとの歴史に関連しています。

 

なな

フィリピンソウルを肌で感じるお祭り。フィリピン旅行でぜひ行きましょう〜

 

今回はフィリピンで行われているお祭りを厳選して10選お送りします♪

 

1月 新年(全域)

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爆音と夜空を照らす光で幕を開ける、1月1日のフィリピンの新年(New Year’s Day)

 

12月31日の夜から準備をし、カウントダウンとともにロケット花火や爆竹が鳴り響き、各所で花火が打ち上がります。

 

毎年ケガ人や死者のニュースが流れるほど・・。

 

大量の爆竹や花火は、音を鳴らして邪気を払うためと言われています。

 

1月 フィースト・オブ・ブラック・ナザレ(マニラ)

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マニラのキアポ教会内にある黒いキリスト像「Black Nazarene(ブラック・ナザレ)」。

 

毎年1月9日に開催されるフィースト・オブ・ザ・ブラック・ナザレ(Feast of the Black Nazarene)は、ブラック・ナザレが教会外に持ち出され、像を担いで周辺を練り歩くというフィリピンを代表するお祭りです。毎年数十万人もの信者が全国から訪れます。

 

1608年にスペイン人によってメキシコ(ブラジルという説も)から持ち込まれたブラック・ナザレは、触ると「病気が治癒する」「奇跡が起こる」と言われているため、教会外に持ち出されるこのお祭りで、像に触れようと人が殺到します。

 

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1月 シヌログ・フェスティバル(セブ)

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A post shared by Kobby Dagan (@kobbydagan) on May 13, 2020 at 12:09am PDT

 

1月第3週に行われるシヌログ・フェスティバル(Sinulog Festival)はセブ島最大のお祭りで、色鮮やかな衣装や民族衣装をまとったダンサーたちが華麗に踊るパレードは活気に満ち溢れています。

 

フィリピンにおけるキリスト布教は、1521年にマゼラン艦隊がセブ島に到着したことから始まります。

 

当時のセブの支配者フマボン王とファナ女王はマゼランを歓迎し、キリスト教の洗礼を受け改宗。

 

それを記念してファナ女王に贈呈されたとされる像がサント・ニーニョ(幼きキリスト像)です。

 

セブ島を含むビサヤ地方はサント・ニーニョを信仰する人が多く、サント・ニーニョを祝うダンスパレードがシヌログ・フェスティバルです。

 

※フマボン王のキリスト教改宗(=スペインへの服従)に唯一反対した領主ラプ=ラプに対し、マゼランは説得を試みるが受け入れられず「マクタン島の戦い」に発展。

 

シヌログのパレードでは、マゼラン vs ラプ=ラプの戦闘を再現した演出も見ることができます。

 

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1月 ディナギャン・フェスティバル(イロイロ)

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Who can’t resist dancing when you hear the beat of the drum intermingling with the distinctive rhythm of bamboos and the harmonious chimes and clangs of other varieties of percussions? . . . . . . . #dinagyang #dinagyang2020 #HalaBira #halabirailoilo #dinagyangfestival #dinagyangfever #dinagyang360 #philippinediscoveries #pilipinas #iloilo #philippinefestivals #SinoPinas #wanderer #travelgram #traveldiaries #choosephilippines #iamiloilo #photooftheday #instagram #instagood #pinasmuna ##zipcode5000 #woogoph #photography #festivals #iloilo_ph #iloilocity #visitiloilo #iloiloph

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A post shared by Mark Casabuena (@atom_marcellus) on Jan 30, 2020 at 2:15am PST

 

全身を真っ黒にペイントし、色彩豊かで煌びやかな衣装で着飾って踊りまくるディナギャン・フェスティバル(Dinagyang Festival)。毎年、1月第4週末に開催されます。

 

地元の高校生たちが中心となり「楽しさ」を体いっぱいに表現するその姿は、フィリピンの陽気さを感じずに入られません。ドラムのリズムに合わせてパフォーマンスする姿は圧巻です。

 

イロイロ市はセブ島と同じビサヤ地域に位置するパナイ島の南岸にある都市で、1968年にセブの信仰の象徴になっていたサント・ニーニョ像の複製がイロイロ市に寄贈されたことからディナギャン祭りが始まりました。

 

ディナギャン祭りは1月第4週の土日ですが、その前9日間は教会で祈りを捧げる盛大なミサ「ノベナ」が行われます。

 

敬虔なキリスト教徒としての信仰心と、派手でリズミカルなダンスパフォーマンスはフィリピンらしさが溢れています。

 

2月 パナグベンガ・フェスティバル(バギオ)

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パナグベンガ・フェスティバル(Panagbenga Festival)は、マニラの中心地から車で約5時間、標高1500mにある避暑地として知られるバギオで2月中旬に行われるフラワーフェスティバルです。

 

「Panagbenga」は、バギオの方言で「芽吹きの季節、開花の時」という意味で、周囲に咲くひまわりをモチーフにした色鮮やかな衣装を着た人々が列をなしてパレードをし、見物客でごった返します。

 

本物の花を使った巨大なパレードカーが、ディズニーランドのエレクトリカルパレードのように楽しませてくれます。

 

8月 カダヤワン・サ・ダバオ(ダバオ)

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Indak-indak sa kadalanan! 📸 @sunstardavao @mangoocej #kadayawansadavao

A post shared by Davey Bacaron (@daveybacaron) on Aug 18, 2019 at 5:59pm PDT

 

8月第3週末に行われるカダヤワン・サ・ダバオ(Kadayawan Sa Davao)は、名産品ドリアンなどの農作物やフルーツや花の収穫を祈念するお祭りです。

 

異なる民族が存在するミンダナオ島らしく、先住民やイスラム教徒などが集い、それぞれの民族衣装を着て、神の恵みに感謝しながら歌い踊ります。

 

大きくてカラフルなパレードカー地元で取れる農作物や花などをあしらい、迫力満点です。

 

9月 ペニャフランシア・フェスティバル(ビコール)

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Happy Fiesta Naga City, Bicol. #PeñafranciaFestival CTTO -brook

A post shared by Ellen Gamboa (@ellengamboa05) on Sep 21, 2019 at 7:45am PDT

 

ペニャフランシア・フェスティバル(Penafrancia Festival)は、ルソン島の北東に位置するビコール地方のナガ市で行われる川祭りです。

 

9月第3土曜日に毎年行われ、ナガ市の守護聖人「イナ」として聖母マリアを祀り、水上でパレードが行われます。

 

9日間の祈りを経て、見どころは最終日!

 

聖母マリア像の一つ聖母ペニャフランシア像を素足の男性が3kmの道のりを担いて行進し、クライマックスはボートに乗せ、ろうそくの光とともに川を下ります。

 

10月 マスカラ・フェスティバル(バゴロド)

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Masskara festival 2019 🇵🇭 The most colourful festival in the Phillipines is really a sight to behold. Voracious dancing in masks that weight 2-3 kilograms, intricate, vibrant costumes. The entire city of Bacolod comes alive.

A post shared by Justin Thomas Scotcher (@justincredibletravels) on Nov 20, 2019 at 6:15pm PST

 

ビサヤ地域で、セブ島の西にあるネグロス島の北部に位置するバコロドで行われるマスカラ・フェスティバル(Masskara Festival)

 

マスカラというのは、化粧品のマスカラではなく、マス(mass)とは「大勢の人」、カラ(kara)は「顔」の意で、「大勢の人の笑顔」を表現する言葉です。

 

特徴的なのは、ニッコリと微笑むようなマスクとその装飾!

 

1980年代、サトウキビが主要産業でしたが、アメリカが「砂糖は健康に良くない」という見解を発表したことで大打撃を受け、加えて同時期に地元民が乗っていた船がタンカーと衝突して沈没し約700人の乗員が亡くなるという事故が起きました。

 

そんな危機を乗り越えるため、辛いときこそ笑顔で!泣き言言うくらいなら踊ろう!という前向きな気持ちを表現したことがこのお祭りの由来です。

 

11月 ヒガンテス・フェスティバル(アンゴノ)

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A post shared by 𝟚𝟟 ℙℍ𝕆𝕋𝕆𝔾ℝ𝔸ℙℍ𝕊 (@_27photographs) on Apr 7, 2020 at 8:43pm PDT

 

マニラの中心地から車で約1.5時間程のリサール州アンゴノという地域で毎年11月22・23日に行われるヒガンテス・
フェスティバル(Higantes Festival)

 

ヒガンテ(Higante)とはタガログ語で「巨大な(ジャイアント)」の意で、3メートル以上の巨人が練り歩きます。

 

スペインにより言論が抑制されていた時代、リサール州のあたりは芸術的な才能に長けた人が多く住んでいたこともあり、権威を誇示するスペイン人を巨人に見立て、武器を使わずにスペインへの反抗の意を表現したことから、このフィエスタが始まりました。

 

現在もアンゴノは「芸術の都」として知られ、街中のアートも楽しむことができます。

 

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12月 ランタン・フェスティバル(パンパンガ)

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Maligayang Pasko! May our hearts be filled with joy. I love you all! ⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀ #christmas2018 #philippines #parol #lanterns #paskongpinoy #igersmanila #9pmhabit #love #peaceonearth #giantlanternfestival #itsmorefuninthephilippines

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フィリピン最大のお祭りと言えばクリスマス!クリスマスは世界共通12月25日ですが、フィリピンのクリスマスムードは9月から始まります。

 

ルソン島の中部パンパンガ州サン・フェルナンドで12月24日に行われるランタン・フェスティバル(Lantern Festival)は、フィリピン国内最大のクリスマスフェスティバルです。

 

巨大なランタンのデザイン性や美しさが競われ、年々レベルアップしています。

 

ランタン(別名:パロル)はクリスマスを象徴する装飾品として広くフィリピン人に愛され、フィリピン各地のマーケットやショッピングモールでもよく見かけます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

なな

お祭りはその地域で生きる方の熱い思いや魂を感じますね!宗教への信仰心やフィリピンの陽気さに全力で触れることができる絶好の機会なので、ぜひ制覇したいですね♪

 

しげ!(じゃあね〜!)


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