こんにちは、マニラブのともえです。
フィリピンではカカオの生産も盛んに行われていることを知っていますか?^^
古くは16世紀末頃のスペイン統治時代にカカオの栽培が始まったと言われ、現在でも積極的なカカオ栽培がされています。
近年フィリピンのチョコレートは世界クラスでの評価を受けており、フィリピン産のチョコレートブランドがイギリスやフランスのコンテストなどで受賞をして注目されています。
そこで今回は、フィリピン旅行のお土産にもぴったりな「フィリピン産の美味しいチョコレート」をご紹介します。
「KURTULA(クルトゥーラ)」というフィリピンのお土産屋さんで購入が可能です。
気になったチョコレートはぜひお店に足を運んで探してみてくださいね。
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AURO(アウロ)
「AURO」は、フィリピンのダバオ地方のカカオ農園から良質な豆を直接買い付け、選別、焙煎、テンパリング、成型、ラッピングまでの全工程を自社で行う“Bean to Bar”のチョコレートファクトリーです。
フィリピン原産の良質なカカオ豆の魅力を活かすことに徹底的にこだわっています。
70%以上のカカオは苦みが強い印象がありますが、「AURO」のチョコレートは、噛んだ瞬間、「え?これがカカオ70%チョコレート?」と驚くほど、決していやな苦みを感じません。
鼻から香ばしい香りが抜け、カカオの豊かな風味と旨味を感じることができます。
THEO&PHILO(テオ・アンド・フィロ)
「THEO&PHILO」はパッケージがオシャレでとてもかわいいので、このままでもプレゼントにぴったり。
最高のカカオを生産するのに必要な肥沃な土地と温暖な気候で育ったフィリピンのミンダナオ島ダバオでできたカカオ豆を使用しています。
フィリピンの国民的料理「アドボ」味や、少しスパイシーな「チリ」味などの商品展開もあり、アルコールにとても合うチョコレートです。
Risa Chocolates(リサ)
2013年創業の「Risa Chocolates」。
代表商品でもある「SOUTH COTABATO CHOCOLATE BAR」は、ミンダナオ地方南コタバト州の様々な地形と微気候に恵まれた土地で育ったこだわりの豆を使用しています。
「BROWN BUTTER MILK CHOCOLATE」はバターという名前が入っていますが、甘過ぎず後味がとてもマイルドです。
「60% SOUTH COTABATO」は、この地方でとれる本来のカカオ豆が持つかすかなキャラメル風味が感じられる一品です。
※微気候とは?
地表面に接する大気層の気候。地表に生活する植物群落などによって影響され、独特の気候条件を形成し、地表近くで生活する生物の生活に大きな影響を与える。
MS3 AGRI-VENTURES(エムエススリー)
「MS3」は海外に出稼ぎへ行くフィリピン人労働者(OFW)が生計を立てるためのプロジェクトの中で設立された食品メーカーです。
イギリスの毎年恒例のアカデミーオブチョコレートアワードでは、2019年にチョコレートバー(Bean to Bar カシューナッツとコーヒーフレーバー)が銅賞、チョコレートドリンク用タブレア(100%ダークチョコレート)が銀賞を受賞しており、世界クラスの評価を受けているフィリピン産チョコレートの1つです。
フィリピンの伝統的な「タブレア」文化
「タブレア」はチョコレートのブランドではないですが、日常的に親しまれているフィリピンの伝統的な飲み物です。
70%〜100%カカオで作られるものが多く、タブレット状のカカオをお湯やホットミルクに溶かして飲む、ホットチョコレートのようなものです。
砂糖は含まれていないので、お好みで砂糖を加えて飲むのが一般的。カカオの香りに癒されます。
気になるフィリピン産チョコレートはありましたか?
世界的にも評価されているフィリピン産チョコレートが安価に、そしてパッケージもオシャレでプレゼントとしても買えるので、とてもおすすめです。
フィリピン旅行のお土産の選択肢に、ぜひチョコレートも入れてみてはいかがでしょうか?