Mabuhay to Everyone！きむ（@kim_dti）です！
とうとう明日は、待ちに待ったクリスマス・イブ〜〜！
キリスト教徒が大半を占めるフィリピンでは、1年の中で最も大切なイベントと言われているのがクリスマス。
クリスマスの為に、莫大なコストをかけて長い期間準備をし、クリスマス当日は家族みんなで盛大にお祝いします。^^
今回は、そんなフィリピンでの「クリスマスの過ごし方」について、ご紹介させていただきたいと思います！
フィリピン人にとってクリスマスは大イベント
冒頭でもちょこっと触れましたが、フィリピン人にとってクリスマスは1年の中で最も大きなイベントで特別な意味を持ちます。
国民の8割がキリスト教徒なので、イエス・キリストの誕生日でもあるクリスマス12月25日は、イエス・キリストの生誕を祝う儀式の為、国を挙げて盛大にお祝いします。
※ちなみに、クリスマスはタガログ語で「Pasko（パスコ）」といい、メリークリスマスを「Maligayang Pasko（マリガーヤン・パスコ）」といいます。^^
クリスマスシーズンはいつから？
どこもクリスマスシーズンに入ると、街中がイルミネーションでキラキラしていて、ショッピングモールやレストランなどではクリスマスソングが流れていたりして、とてもわくわくしますよね♪
日本は、だいたい11月から徐々にクリスマスシーズンに入りますが、
フィリピンでは、「Ber month（バーマンス）」に入ると街も人々もクリスマスモード全開になります。笑
Ber month（バーマンス）とは、英語で月がBer（バー）で終わる月、セプテンバー（9月）オクトーバー（10月）ノーベンバー（11月）ディセンバー（12月）のことをいいます。
なので、9月に入るとショッピングモールなどでは、クリスマスツリーやイルミネーション、クリスマス用のギフトが並び、クリスマスソングが流れ始めます。
キリスト教徒ではクリスマスは1月6日までですが、フィリピンではだいたい1月下旬までクリスマスシーズンが続きます♪
※ちなみに、我が家も10月にクリスマスツリーやクリスマスの飾り付けをしました。^^
クリスマスはどう過ごす？
日本では、クリスマスは友達や恋人と過ごす方が多いですが、フィリピンではクリスマスは家族と過ごすのが一般的です。
遠く離れている家族や海外にいる家族がクリスマスに近付くと実家に帰省し、家族みんなで盛大にクリスマスパーティーを開いてお祝いします。
プレゼントを交換し合ったり、カラオケしたり、ダンスしたり、ゲームしたりなど、とにかくお祭り騒ぎ。^^
※しばらくフィリピンでクリスマスを過ごしていないのですが、幼い頃に花火の音が怖くて号泣してたのを今でも覚えています。笑
Simbang Gabi（シンバン・ガビ）とは？
フィリピンでは地域によって異なりますが、12月16日〜12月24日までの9日間、教会で行われる夜の礼拝に参加します。
タガログ語で「Simbang Gabi（シンバン・ガビ）」といい、毎日夜明けに行われて多くの方が教会に集まります。
今ではYoutubeでライブ配信している教会もあり、自宅でお祈りする方も多くいます。
Namamas ko po（ナママス・コ・ポ）とは？
簡単に訳すと「プレゼントください」という意味で、クリスマスになると子ども達がNinang（ニーナン）やNinong（ニーノン）、家族に対してプレゼントをおねだりする習慣があります。笑
※私も未だに大人になっても、よく冗談で「Namamas ko po〜！」と言ったりしてます。笑
家族愛が溢れるクリスマス
フィリピン人は家族のことを常に1番に考え、家族をとても大切にします。
GDPの約10割が海外出稼ぎ労働者からの仕送りで成り立っているフィリピンでは、大好きな家族の元を離れ一生懸命働いている方が多くいます。
そんな頻繁にフィリピンに帰省できない方が多く、家族みんなが集まるクリスマスに向けて一生懸命働くフィリピン人も少なくありません。
フィリピン人にとってクリスマスは、家族との絆や愛を感じる大切な時間のように想います。^^
いかがでしたか？
今回は、フィリピンでの「クリスマスの過ごし方」について、ご紹介させていただきました。
フィリピン人にとってとても大切なクリスマス。
今年はコロナの影響で制限がたくさんありますが、みなさんにとって幸せの溢れる素敵なクリスマスとなりますように。
そう心より祈っております。^^
Maligayang pasko sa lahat !
Happy holidays po！
それでは、Thank you po〜！
